2008 練馬７団合同スキーキャンプ（２）

練馬７団合同スキーキャンプ、後半をお届けします。

１月１３日（日）

起床は６時半、朝の点検が６時４５分に行われます。
仕事があったため昨晩遅く宿に到着した隊長も本日から全開でスキーキャンプに臨みます。

朝食を済ませ、ゲレンデに集合したスカウトたちに昇級者の発表と新設クラスがあることが告げられます。
新設されたクラスは「初心者上級」。今回初めてスキーを履いたばかりのスカウトたちだったはずですが各人の体力差によりクラス分けが必要になったことと、村越カブ隊長の到着によりリーダーの層が厚くなったためクラス新設の余裕ができたためです。

本日は最初に山頂からの景色を皆で見るべく、上級～初心者のクラス全員でリフト３本を乗り継ぎ標高５７９ｍの山頂に集合しました。各クラスごとに集合写真を撮影。



あいにくガスが出てしまい雪が降り始めてしまったため、見晴らしは良くありませんでしたが、初心者や初級クラスのスカウトにとっては始めての山頂になり、降りられるかという不安より嬉しさが勝っていたと思います。（尚、初心者クラスは午前中一杯かかって一番下のゲレンデまで降りてきたそうです。担当リーダーの皆様、ご苦労様でした。）

昨日に比べ雪質は良くなりましたが、ゲレンデ全体を新雪が覆っており、中級以下のクラスでは滑走斜面との境目に気付かず、脇の新雪に突っ込んで身動きできなくなるスカウトが続出していました。しかし、散々雪に埋もれたり、転んだりしても「もう帰る。」などというスカウトは一人もいません。リーダーに救出されると、すぐに何事もなかったように元気に滑り出していくスカウトたちの元気のパワーの源は一体どこにあるのでしょう？

旅館に戻ってのお昼もそこそこに、スカウトたちは午後のスキー訓練に出かけます。
私が担当していた中級クラスは未滑走のコースに挑戦。「一本杉ゲレンデ」に向かいます。
見ると上級クラスも同じ方向へ。もたつく私たちを尻目に一気に滑り去っていきました。

本日のおやつは茹でジャガイモ。茹でて塩を振っただけのあっついお芋が雪の降るゲレンデでは本当に美味しく感じます。

おやつの後は自由滑走時間。上級以上はスカウト同士でもＯＫ。中級以下はリーダーと一緒に好きなグループで滑ります。
そんな中、上級クラスは小島カブ副長を中心に、映画「私をスキーに連れてって」でも紹介されていた「ムカデ」を行っていました。それを見たリーダーの皆さんは「懐かしい･･･」と感慨しきりでした。みなさん丁度そんな世代ですもんね。

２日間の滑り納めをしたスカウトたちはめいめいに宿舎に帰り、着替えてお風呂に入ります。その後は夕食まで休憩なのですが、お風呂も片付けも済みお腹がすいたスカウトたちは配膳を手伝いに集まってきてしまいます。座布団を並べ、めいめい出来上がっているおかずをテーブルに運んでセッティング。この夕食で６食目ともなると手際がよくなりました。

夕食を終えると夜のプログラムが待っています。
ボーイ隊は昨晩から取り掛かっている「レザークラフト」を仕上げるぞと頑張っていますが、わがカブ隊はゲーム大会です。
午前中に隊長から「副長は一人１つゲームの進行をお願いします。」と指示があり、それぞれかぶらないように検討しました。
「新聞輪くぐりリレー」（組対抗）隊長
「人間ちえのわ」（組対抗）隊長
「新聞紙の上でじゃんけんポン」（３人一組）隊長
「八百屋のお店」（個人戦）隊長
「神様お願いじゃんけん」（個人戦）熊澤副長
「ポケモンセンター（八百屋のお店の別バージョン）」（個人戦）小島副長
「魚鳥木申す」（個人戦）大西副長
盛り上がりすぎて時間オーバー。あわてて閉会し就寝の準備をします。
組長次長会議の間に他のスカウトは寝具の準備。就寝準備ができて消灯するとスイッチが切れたようにスカウトは寝入ってしまったようです。

１月１４日（月）成人の日

雪に降られとおしたスキーキャンプも今日でおしまい。わが団の恒例で、帰る日は晴れと相場が決まっています。実際、リーダー全員が「１本滑って来たい。」という気になるようないいお天気になりました。朝日が雪に反射して雪面が輝いていました。

７時に起床し、宿で最後の食事を終えたスカウトたちは、荷物を片付け使っていた部屋の清掃を行います。食事の前には帰りのバスが到着しています。
清掃後、荷物をバスに積み込み、閉村式を行いました。お世話になった宿の方々に挨拶をしてご主人に感謝状を送ります。

良かった天気が徐々に崩れていく中、バスは出発し、最初の停車地「お土産やさん」に向かいます。帰りを待っているご両親や、一緒にこられなかった弟妹に、また自分の思い出として少ないお小遣いをやりくりして選んでいました。

空は再び雲が出て風に雪が混じるようになってきました。それでも関越トンネルを抜けると雪は舞わなくなったようです。お昼を予定している赤木高原ＳＡはもうすぐそこです。
ちょうどお昼時間に到着してしまったため屋内の無料休憩所は旅行客で一杯です。少し風が強いようですが日当たりはいいので外のベンチで宿で用意していただいたお弁当を食べることになりました。

最後の休憩を三芳ＰＡで済ますと、関越道大泉出口が渋滞との表示。お出迎えのリーダーに遅れる旨を連絡したところ、お迎えの保護者の皆さんはそろそろ集まり始めているとの事、寒い中お待ち頂き申し訳ありませんでした。
それでも３０分程度の遅れで到着、元気な顔でお父さんお母さんと対面できました。

解散のセレモニーのなか、団委員長から「家に帰り着くまでがキャンプです。」のお言葉がありました。楽しかった思い出をちゃんと家まで持ち帰ってくださいね。

記録：熊澤ＡＣＭ

2008 練馬７団合同スキーキャンプ（１）

本年初の活動はスキーキャンプです。
ボーイ隊・カブ隊を中心に新潟県南魚沼市にある「シャトー塩沢」スキー場にて１月１１日～１４日の日程で行われました。

１月１１日（金）

今年のスキーキャンプは総勢４９人と久しぶりの盛大なツアーになりました。
バス２台、自家用車２台で２０：００に出発しました。
カブ隊はスカウト１８名リーダー６名、合計２４名の構成です。

小雨降る中、予定通り２４：００時前にまるぜん旅館に到着。
部屋割り後、明日晴れることを願いながら就寝となりました。


１月１２日（土）


朝７：３０起床。外はなんと雨・・・
しかし９時過ぎには、みんなの願いが天に届いたのか、雨が雪に変わりました。いざ出発です。

初心、初級、中級、上級、特級の５クラスに組み分けしスキー訓練の開始です。



コーチ陣の紹介です。
初心者クラスは中田ベンチャー隊長（新品のスキー板と靴でご満悦）、星名ボーイ隊長（スカウトの憧れ）、星名ボーイ隊副長、塩野谷カブ隊ＤＬ
初級クラスは大西カブ隊副長（ゴーグル忘れたようです）、野々山ローバー隊副長（親切指導に定評あり）、熊澤さんの奥様、五十嵐ベンチャースカウト
中級クラスは熊澤カブ隊副長（熱血指導）、村越カブ隊ＤＬ
上級クラスは小島カブ隊副長（カブ隊の暴れん坊将軍）
特級クラスは桑原ボーイ隊副長（スキーの神様）、野々山ローバースカウト

このような豪華コーチ陣でスカウトたちは幸せです。
子供の成長には目を見張るものがあります。
午前中の訓練で午後からは上の級に昇級するスカウトも出てきました。


初心クラスは午後から初めてリフトに乗りました。
リーダーが付き添いで同乗します。みんな大喜びです。
しっかりボーゲンで滑れるスカウトも続出です。

なぜこんなに早く上達するのか不思議なくらいです。
きっとコーチ陣がいいのでしょう？





初級クラスはほぼマンツーマン体制での訓練です。
中級クラスは熊澤副長を先頭にみんな気合十分でガンガン滑っています。
上級クラスは、なぜか小島副長が一番元気です。スカウトもがんばれ！
特級クラスの練習は桑原副長オリジナルメニュー。

彼らはどこまでうまくなるのでしょう。楽しみです！



昼食はカレーライス。みんながつがつ食べます。

３時のおやつは肉まん、あんまん、ピザまん。これがまたうまい！

１６：３０に本日の訓練は終了。
「もっと滑りたいよう～」というスカウトをなだめて旅館に連れ帰ります。


スキーのあとのお風呂はいつでも最高。気持ちいいー！

晩御飯もおなかいっぱい食べて、夜の集会はロープワーク。

もやい結び競争は今回も現チャンピオンのＴちゃんが優勝。
なんと３連覇です。すばらしい！


日記を書いてから寝る準備。その間組長・次長は会議に出席します。

わんぱく坊主たちもさすがに疲れたのか、布団に入ったらすぐに寝入ってしまったようです。
スカウトのみんな、そしてリーダーの皆様、今日１日お疲れ様でした。

明日は晴れますように！

記録：大西ＡＣＭ