2008年2月29日金曜日

2008 BP祭&スケート

2月26日(日) 団合同のBP祭とスケート大会を行いました。



9:30上石神井小家庭科室にてBP祭が行われました。今回はベンチャー隊の司会進行で進められましたが、彼らの豊富な経験と団結力によりとても和やかな楽しい会となりました。きっとボーイ、カブ、ビーバーのスカウト達の憧れや目標になったことでしょう。ベンチャー隊に感謝です。


セレモニーのあと団委員長よりスカウト活動の創始者であるベーデンパウエル卿の生涯についてお話がありました。彼の生い立ちや好きだった遊び、どこでどんな仕事をしてきたか、また、スカウト活動のきっかけとなったエピソードや世界中の友達を大切にして平和な世界を作っていこうというスカウト活動の目的についてうかがう中で、スカウトひとりひとりに自分もその中の一人であるという自覚が芽生えたのではないかと思います。



その後、最初に配られたカードの色ごとに赤チーム「トマト」、黄色チーム「チーター」、白チーム「ホワイト家族」にわかれてゲームやソング、クイズを楽しみました。いつもとは違うチーム対抗のため、スカウトたちは大いにはしゃぎ、大いに歌い、たいへんな盛り上がりでした。大西副長による三択クイズは団委員長のメッセージの中からの出題です。接戦でしたが見事栄冠を勝ち取ったのは団委員長のお話を一番よく聞いていた(?)「ホワイト家族」チームでした。



また、今回のBP祭で子どもたちの心に残ったメインイベントはビーバー隊の五十嵐隊長と山田副長、カブ隊の大西副長、ボーイ隊の関副長によるスタンツ「アンノウンソルジャー」でしょう。ところどころへんな英語を使うアメリカ兵や大阪弁の日本兵の名演技もさることながら、国と国とが敵同士であってもスカウトの印(三指の)“スカウトサイン”が人を助け、国を結び、平和への橋渡しをするというとても心にしみるお話でした。スカウト達も活動の原点に立ち返り、自分の行いが世界の平和のために役立つものであること、またその活動は国を超えてひとつであること、そのためには常に備えていなければならないことを改めて考えるきっかけとなったことと思います。



午後は、自転車で東伏見アイスアリーナへ移動し、スケートを楽しみました。あいにくこの日は台風並みの突風が吹く大荒れの一日。それにもかかわらず、スケートリンクは超混みの状態でした。その中に混じって滑るスカウト達の姿に一種の逞しさを感じました。
スケートはお手の物で颯爽と滑るスカウト、スケートは初心者のスカウトとレベルはさまざまでしたが、1時間も滑るとさすが子どもの上達は早い。全員が手すりを離れ、氷の上を気持ちよさそうに滑っているのには驚きました。それとは反対にリーダーや参加した保護者の中には日頃の運動不足がたたってか足腰が痛い、筋肉痛が怖いなど弱音がチラホラ。いずれにしても2時間、怪我人もなくたっぷり滑れてよかったです。
くまスカウトは小島副長の特訓のおかげで全員スケートのチャレンジ賞をいただくことができ、これでまたカブ・ビーバーのスカウトの目標がひとつできました。


私は今回初めてBP祭に参加しましたが、改めてスカウト活動の意味を理解し、子ども達とともに目標を持つことができました。また、団がひとつとなって活動に取り組み、スカウト達を育て、育ちあっていることをベンチャー隊の姿を見て実感し、私もその活動の中に加われたことを嬉しく思いました。



記録:佐々木DL

2008年2月26日火曜日

世界の国々 at上石神井小学校和室

2月17日、今日は世界の国々について学びます。

朝のセレモニーを終えると、熊澤副長が何枚ものプリントを配ってくださいました。
日本と世界の白地図、それから私たちのスキーキャンプの写真と記事が載ったもの、そしてもう1枚が世界地図のいろんなところに丸が付いたものでした。

熊澤副長の説明が始まります。最初はスキーキャンプのプリントを見るように言われました。
「これは、私たちの隊の活動を紹介しているブログのページです。これはインターネットを通して世界中から読むことができます。」
私は以前にお父さんに見せてもらったことがありました。でも世界中から見られているって知らなかった。世界地図を見ると、小さな丸がヨーロッパやアメリカを中心にたくさん付いています。

「世界中で35カ国から訪問されています。今日までに全部で500人近い人が見に来てくれています。何度も来てくれている方もいるようですよ。」
みんなでお風呂に入っている写真もありました。写ってる子はちょっと恥ずかしいかも。

日本国内からも26都道府県から見ていただいているそうです。日本地図を出して1位から順番に当てて色を塗っていきました。東京・大阪ってほかに比べて小さいのに驚きました。
同じように世界地図も色を塗っていきます。私は「アメリカ」のときにアラスカを塗り忘れてしまいました。

休憩時間は外に出て体を動かそうと隊長が中庭から呼んでいます。恒例の「尻尾取り」をするそうです。いつもは個人戦なのですが、今回は組対抗。陣地を作って安全地帯としました。頑張ったのですが3組が優勝となりました。

休憩が終わって部屋に戻ると畳の上に国旗の絵がついたカードが広げられています。熊澤副長は「組対抗国旗カルタ取り」と呼んでいました。
副長の出す問題に該当する国旗のカードを持って国名を答えます。正解すれば得点になり次のスカウトと交代しますが、間違えると正解を見つけるまで交代できません。1つの問題にいくつも答えがあるので、素早く見つければどんどん得点することができます。
副長の考えてきた問題は私にはどれも大変でした。国旗は少ししか知らないので、組のみんなに協力してもらってカードを見つけることになりました。
結果はここでも3組の優勝でした。各組の人数を合わせるためにリーダーが2人も入っていたからかもしれないなぁ。

3組は終わりのセレモニーで隊長から表彰リボンをもらい、祝声は1組の組長が担当しました。
村越隊長は最後に「町の中、いろんなところに国旗があります。また、今年のオリンピックでもいろんな国の国旗を眼にすることと思います。知っている国旗が出てくるだけで楽しくなると思いますよ。」とおっしゃっていました。私は自転車での帰り道、どこかに国旗がないかあちこち探してしまいました。

記事作成:熊澤ACM
写真を撮っている暇がなかったため文章が説明だけに終始しそうだったので、ちょっとスカウト目線で書いてみました。

2008年2月20日水曜日

2008 練馬7団合同ボーリング大会

2月10日 日曜日  団合同のボーリング大会に参加しました。

毎年恒例の餅つき大会が南大泉地区区民館の工事により使用できなくなり、今年は餅つきに代わり団合同のボーリング大会になりました。


朝10時に東村山市にある久米川ボウルに集合です。ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャーの各スカウトとリーダー、保護者の皆さんや育成会員と大勢の参加者があり、にぎやかな大会となりました。
くじ引きでチームを決め、10チームに分かれてそれぞれ2ゲームを楽しみました。


小学生以下はガーターなしで行いストライクやスペアが出て喜んでいるスカウトもいました。
リーダーを含む大人の皆さんの中には普段の運動不足で体が痛くなった方もいたのでは・・・






ゲーム終了後は2階にある広間をお借りして、サンドイッチなどの軽食を取りながらの表彰式になりました。


男性、女性、スカウトの優勝者に賞状と商品、そしてチーム優勝には全員に商品が渡されました。
おめでとうございます!
楽しくとても盛り上がったボーリング大会になりました。




記録:村越DL

2008年2月6日水曜日

野外工作 at石神井公園

木枯らしの冷たい1月27日(日)、石神井公園で野外工作に挑戦しました。

いつもの活動場所からは少し離れているため、南大泉方面のスカウトと上石神井方面のスカウトは別々に集まり、集合時間に向け自転車で石神井公園を目指します。

9時には現地に到着したのですが、寒いこの時期です。自分から上着を脱いで制服姿になろうとするスカウトはいません。組長が「仲良しの輪」を呼びかけお互いに挨拶します。
それでも大西副長から「パック・パック・パック」の声がかかると、一斉に上着を脱ぎ、大輪で整列ができました。
本日は体験入隊のお友達が1名一緒に活動します。みんなの前に呼んで紹介しました。K君、楽しんでいってね。

セレモニーの最中、組長・次長の解任・任命式が行われました。
新たな組長はこれまで次長として組長を補佐してきた「くま」の女子スカウトです。
1組は現「もやいチャンピオン」のTちゃん、2組は快活なKちゃん、3組は大人しいNちゃんが就任しました。これから春に向けては「野外料理」・「春キャンプ」があります。各組一丸となって競い合ってください。

セレモニーが終わり大急ぎで上着を羽織って熊澤副長から今日の活動の説明を聞きます。
まず、工作の材料を探します。今日の材料は「どんぐり」との事。秋の終わりには公園じゅうにたくさん落ちていたはずのどんぐりも、この時期になるとめっきり少なくなります。
見つけるポイントは下草の下や落ち葉の下だそうです。
また、大きなどんぐりは表彰の対象との事、数と大きさを目指さねばなりません。
表彰の後接着剤や楊枝・竹串を使って工作をします。自分のイメージする形にするために必要などんぐりを拾わなければなりません。
工作の後は組対抗のパチンコ大会だそうです。弾になる小さめのどんぐりも必要ですね。

説明を聞いたら各組単位でどんぐり探しに出発です。斜面の踏み分け道、大きな木がたくさんある広場、池の周りの遊歩道とあちこちを歩き回ってガサゴソとどんぐりを捜しました。
こうなるとスカウトは真剣です。寒いからと動かない子はいません。大きなどんぐりを仲間が見つけるたびに歓声が上がります。

30分ほどして集合がかかると、スカウトの手には大量のどんぐり。各組で拾ったどんぐりを調べて副長に報告します。
個人賞では「しか」のK君、優秀組は3組に決まり、隊長に表彰リボンをいただきました。

工作のお題は「動物・人形など」です。熊澤副長はサンプルとして小さな人形を作ってきていました。
スカウトたちは一生懸命取り組みます。が、寒さのせいで接着剤の硬化が遅くうまく形になりません。また、年小のスカウトはどんぐりに穴を開けるのも一苦労。ドリルを用意してくださった隊長の前に列ができてしまいました。木切れや枯葉もうまく使えば面白いものができるんだけどな・・・。松山副長の「きりん」アイデアが生きていました。

じっと座って作業をしていると寒さが浸みてきました。工作はここまでにして隊長の提案でアスレチック広場で体を動かしてくることになりました。
その間に熊澤・松山副長は荷物番をしながら、このあと作る「パチンコ」の準備をしていました。
広場から帰ったスカウトはみんな顔を上気させて、上着まで脱いでしまっているスカウトもいます。寒くなるから早めに上着をはおってね。

パチンコは二股になった木の枝に大きめの輪ゴムをつければ出来上がります。
各組に一つ分づつの材料が配られそれぞれ工夫して制作します。
その前に熊澤副長から注意点が告げられます。
「後の的当てゲームの最中に壊れたら減点。修復不可能な場合はゲーム終了。」
これは大変です。しっかり壊れないように作らなければいけません。
それぞれに出来上がったパチンコで試し撃ちを始めます。こんな遊びは最近はできないんですね。弾(どんぐり)を飛ばせないスカウトが随分いるのに驚いてしまいました。
それでも段々と慣れ、練習は熱を帯びます。

「組対抗 パチンコ的当て大会」開幕です。
一人3個づつのどんぐりを手に空き缶の的に向かい狙いを定めます。が、なかなか当たりません。スカウト全員済んでわずか4個の的中しかありません。ここはリーダーの腕の見せ所です。各組じゃんけんで協力してもらうリーダーを決めます。
村越隊長・大西副長・松山副長が挑みます・・・が見事に全滅。せっかく熊澤副長が「リーダーの得点は倍にします」と盛り上がるよう考えてくれたのに、スカウトたちもがっかりです。
結果2個を命中させた2組が優勝となりました。

閉会のセレモニーを寒さに震えながら行って解散になりました。
スカウトに聞くと「宝探しのようでどんぐり拾いが楽しかった」との声があがりました。
それだけでも寒い中、野外での活動にして良かったと感じました。
今度はもっと木の枝がたくさん落ちているところで、一人に一つづつパチンコを作って競技会をしようね。

記録:熊澤ACM
(お願い)写真が少ないので、撮影されたリーダーは提供をお願いします。