前日の台風による暴風雨が嘘のような秋晴れの10月28日、「練馬地区ボーイスカウト創始100周年記念行事」が大泉さくら公園にて行われました。
今回の記念行事は団対抗の「運動会」です。
練馬7団も総合優勝を目指して一生懸命参加しました。
運動会とはいえそこは「ボーイスカウト」です。各種目にスカウトスキルなどが織り込まれ若干変わった競技種目となっていました。
午前中は「ビーバー部門」「カブ部門」主催の競技が行われます。各部門主催とは言ってもビーバーからリーダーまで揃っての出場になりますから大人(リーダー)にとっては過酷ともいえる競技もあります。
<ビーバー部門>
・ブルーシート・キャタピラ
(ブルーシートで作ったキャタピラでリレーを行う)
・フリフリピッピ
(体につけた万歩計を体をゆすって一定時間内に多くカウントアップする)
<カブ部門>
・カントリーマーム食い競争
(パン食い競争のように紐の先に下げられた袋入りのビスケットを口でとってリレーする)
・二人三脚結んでポン!
(カブ隊長から出される指令(主にロープ結び)をこなしながら2人3脚でリレーする)
午前の部が終わったところで中間発表がありました。2位です。団内は沸き立ちます。午後の競技の行方によっては優勝も夢ではないからです。
お昼をはさみ「ボーイ部門」の競技が始まります。この辺りからスカウト技術が優劣を左右するような競技が多くなります。
そして最後が「団対抗リレー」です。
<ボーイ部門>
・救急法リレー
(出場チーム内の1名を怪我人に見立て、三角巾を包帯として応急処置を行い、簡易担架でゴールまで運ぶ。審査員による減点あり)
・早かごレース
(竹ざお1本と板とロープで駕篭を作り、出場チーム内の1名を乗せてゴールまで運ぶ。審査員による減点あり)
・B-P肖像画パズル
(ばらばらに切り分けられたA2サイズのB-Pの肖像画を正しく並べなおす)
<団対抗リレー>
(各隊スカウト2名ずつ+隊長1名+団委員長の計10名でリレーを行う)
B-P肖像画パズルを終えた時点でついに1位になりました。しかし、2位との差はわずかに1点。最後の団対抗リレーが明暗を分けます。
ここで団内は一気に不安になりました。スカウトや隊長は選抜できます。しかし、団委員長は取替えがききません。ましてや団委員長の丸いおなかを見てしまうと・・・。皆は祈るような気持ちで盛大な応援を開始しました。
しかし、そんな不安は杞憂に終わりました。
最初のビーバースカウトが第1コーナーを回る頃にトップに立ちそのまま順位を落とすことなく、さらに2位との差を大きく広げて団委員長にバトンをつないだのです。
団委員長は大きなアドバンテージの中、差を縮められはしたものの余裕でゴールテープを切りました。
応援していたスカウトもリーダーも保護者の方々も大喜びです。団に用意された待機場所は蜂の巣をつついたような騒ぎになってしまいました。
その後の閉会のセレモニーでもスカウトたちはそわそわ。団全体で勝利を勝ち取ったという喜びにあふれていました。
私たちの7団はこれまで地区のこういった大会では優勝したことがなく、100周年という記念の大会で優勝できたのは団にとってもいい記念になったということでした。
最後に、準備のため前日の暴風雨の中から作業をしていただいた地区役員の皆様と各隊隊長の皆様にお礼を申し上げます。楽しい1日になりました、ありがとうございました。
記録:熊澤ACM
2007年10月31日水曜日
練馬地区ボーイスカウト創始100周年記念行事
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