2007年10月8日月曜日

赤い羽根共同募金


10月1日(月:都民の日)は、「赤い羽根共同募金」の活動に参加しました。


西武新宿線上石神井駅・上井草駅に別れ、8時から9時まで駅前の街頭に立って募金の呼びかけを行いました。
最近の親御さんの中には、「街頭に立って集金活動なんてうちの子にはさせたくありません」とおっしゃる方も見えるようです。幸い我が隊の保護者にはそういう方はいらっしゃらず、学校の行事が重ならない限り皆さん参加させて頂けています。
以前、私も否定的な部類に入っていました。子供を使って心情的に訴えて募金活動している等と思い込んでいたんです。
しかしボーイスカウト活動のなかで子供たちと一緒に募金活動をしてみると、少なくともBSでは強要はしていないし、集金行為を目的としていないことがよく判りました。
目的は体験であり、経験であると思います。

・見知らぬ人に声をかけ協力をお願いする。
 →事故などの発見時にBS以下のスカウト年代のできる最大の手あてを学ぶ。
・協力者に感謝の御礼をする。
 →社会生活での基本姿勢を学ぶ。
・お礼に対し募金者がねぎらいの声をかけていただける。
 →自分が役に立っていると認識できる。社会への参画の一歩を学べる。

以上3点をもって、社会教育の一環として普段の生活では体験できないであろうことを体験させ、考えるさせることを目的としていると思っています。



募金活動は、普通に社会人になっても経験することはあまりない部類に含まれる活動ではないかと思います。そんな貴重な体験の中で、スカウトたちが率先して声を出し、また御礼を言っている顔を見ると素直に楽しんでやっていることが判ります。「ご苦労様」の言葉を聞くのはだれだってうれしい物でしょう。

リーダーとしては、活動のあと付けとして「募金」の使われ方と、募金していただいた方への感謝を、スカウトたちにわかりやすく説明してあげなければと感じています。

記録:熊澤ACM

0 件のコメント: