2008年7月31日木曜日

2008 夏キャンプ 最終日

7月22日(火)
ついに夏キャンプも最終日になった。

楽しかった(足を動かすことが多く辛かった?)キャンプも今日でお終い。
本日の予定は宿泊した部屋の清掃とデンの取り壊し、そして閉村式を行って帰る、それだけ。
ただし、今日は手を貸せるリーダーの数が減っている。そのためキャンプに残ったリーダーは昨夜から時間短縮のアイデアを検討し、タイムスケジュールの見直しを行った。
結果、朝の点検から帰宅まで基本は制服ですごすこととした。
なにせ着替えをするたびに「あれがない、これがない」と荷物をひっくり返して探し、挙句の果てに他のスカウトのリュックの中というのが日常茶飯事であったため、無駄に消費される時間と人手を最小限にするための苦肉の策である。

スカウトたちは、昨晩の班長・次長会議でも伝えてあったせいか時間の短縮を目指して頑張っているようであった。
点検、朝礼、朝食と、この3日間で注意されたことを思い出し、流れるように進めている。
清掃も各部屋どうしが競うように進めていく。ゴミをまとめ、自分たちの荷物を指定された場所まで運び、定められたとおりに毛布を畳む。秋キャンプの頃とは比べ物にならないほど手が早く進む。
所員の方の点検を受けても、1枚2枚の毛布のたたみかたが間違っていただけだった。

閉村式を終え、宿での最後の食事をとり、大きな荷物をリーダーの車に積み込んだら、家に向けて出発である。
この4日間お世話になった所員の皆さんに別れを告げ、山を降りるために活動センターの出入口に向かいう。そしてボーイ隊のお兄さんたちと一緒に一列になって初日に通った山道を下っていく。
途中、来るときに昼食を採った「木の子茶屋」と「農村公園」で休憩をとった。
登ったときもそうだったのだが、スカウトたちは疲れを知らない。
「農村公園」には長い滑り台やターザン・ロープがあり、スカウトたちはここに到着すると目を輝かす。1時間ほど休憩をするのだが、ここでは歩き疲れてへたり込むスカウトは一人もいない。

芦ヶ久保の駅が見える高台から駅を見下ろすと、車で荷物と一緒に先行していた村越DLと足に不安のあったY君が手を振っているのが見えた。
駅についたスカウトたちはお土産屋さんに群がるが、観光地とは違いキーホルダー程度のものしかなかった。それでもそれぞれに家族や友達のためにいくつかずつ購入していた。

今年の夏キャンプはよく歩くキャンプだった。自分のするべき仕事や組での協力の大事さを知るいいキャンプだった。だが、一人として脱落すること無く元気に家路をたどることが出来た。
くまスカウトにとっては8月末のお別れ会を残すだけとなった。これまでのカブ隊の活動を糧にボーイ隊に進んでも、元気に力一杯活動していって欲しい。

記事作成:熊澤ACM

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